一日一法話 18 11月 2021 銀座を裸で歩く 瀬戸内寂聴さんの言葉 「物を書くということは、銀座1丁目から8丁目を裸で歩くつもりで書くのよ。それぐらいの覚悟で書いたものだからこそ、人は見てくれる」 生島ヒロシさんの朝のラジオより。 親鸞聖人は自らを地獄一定住みかとかし・・・など、自らを赤裸々に見ておられた。人間のすくいようのなさを厳しく自らん見… 続きを読む
一日一法話 17 11月 2021 ありがとうではない 築地本願寺の報恩講が16日をもって全日程が終了した。キャッチコピーが「ありがとうのつどい」であった。浄土真宗のみ教えはありがとうと表せるものではない。この私をすくわなければ仏にはならないと誓われた阿弥陀如来である。それに対して、ありがとうと凡夫のさじかげんではかれるものではない、ただもったいないばか… 続きを読む
一日一法話 16 11月 2021 伊八の覚醒 波の伊八は、若い頃波を掘ることに悩んでいた。どうしても躍動感があるように掘れない。伊八は馬に乗り海の中に入った、そして、海面ギリギリで波を見て、木が上下に動いているのを見て、覚醒をしたのである。常に動いている。常なるものは無いと。… 続きを読む