一日一法話

法話の鍛錬の為、一日一つ法話を作ることにしました。

擬娩 一日一法話

擬娩

 出産の際、夫が床に就き、出産の苦しみを真似るなどをして、苦しみを分かち合うことを擬娩というそうです。  古代の習慣の様に思いますが、現代は立ち合い出産が増えるなど、少しでも苦しみを分かち合おうとする傾向にあります。  阿弥陀如来は、すべての苦しみを分かち合うと誓われた仏様。常に寄り添われています。…
餓鬼の喧嘩 一日一法話

餓鬼の喧嘩

娘とめいが喧嘩をしている。ひとつのおもちゃをめぐり我が我がと取り合っている。どうぞづぞだと平和に暮らしていけるのだが、どうもそうはいかない。子どもだってそうなんだ。大人は・・・国家は・・・民族は・・・…
生きている時に聞かにゃ 一日一法話

生きている時に聞かにゃ

紙芝居のネタ探しで、仏教童話の本を読んでいます。そうすると、お釈迦様がおられた時代には、お釈迦様の話を聞きたいと命がけで訪ねていくという話がたくさん残されているのです。何故なら、お釈迦様は死者に対して教えを説いていません。生きているものに対して法を説かれました。それは現代も変わりません。…