一日一法話

法話の鍛錬の為、一日一つ法話を作ることにしました。

押戸と引き戸 一日一法話

押戸と引き戸

以前、娘とプリキュアの映画を見てあるシーンがあった。プリキュア達が部屋に閉じ込められ、脱出しようと全員で扉を押すが開かない。すると、アザラシのキャラクターが扉を引いて簡単に開いた。こちらから押しても開かない。引けば簡単に開くのに。自力と他力の関係も同じである。たやすい教えなのですあ、こちらの力がはた…
如来所以興出世は親鸞聖人の慶びの言葉 一日一法話

如来所以興出世は親鸞聖人の慶びの言葉

.出世(しゅっせ)本懐(ほんがい)(如来所以興出世(にょらいしょいこうしゅっせ)~) お釈迦(しゃか)様や諸仏(しょぶつ)がお出ましになったのは、阿弥陀(あみだ)如来(にょらい)の本願(ほんがん)を説くためであったと親鸞(しんらん)聖人(しょうにん)は慶ばれる → 何故か? → 五濁(ごじょく)(わ…
難中之難無過斯 一日一法話

難中之難無過斯

正信偈にあります。阿弥陀如来のはたらきを疑いなくいただうことは、難中の難ですよと書かれています。それまでの正信偈釈迦章には、阿弥陀如来の利益が説かれるのですが、この最後に難中之難無過斯とどんでん返しの言葉が出てくるのです。真宗のみ教えの難しい所であり深い所なのです。今一度勉強会前に見直して気づかせて…