一日一法話

法話の鍛錬の為、一日一つ法話を作ることにしました。

かまきり 一日一法話

かまきり

この時期、草取りをしていると小さい小さいかまきりをよく見かける。かまきりは変態をしないので、生まれた時から大人の形をしている。つまり、生まれた時からサバイバルだ。獲物を捕らえなければならない。死ぬ確率も高い。死ぬ確率が高いから、たくさん生まれる。うじゃうじゃ小さいかまきりがいる。生きることは厳しい。…
餓鬼 一日一法話

餓鬼

娘の運動会があった。お参りがあり行くことはできなかった。10時くらいに小学校から電話が入っていた。留守電を聞くと、娘が熱が出たから迎えに来てほしいと。法事の合間を縫って迎えに行った。すると、先生たちが何人も出てきて、違う子でしたと言われた。ほっとした。うちの子ではなくて、その後の仕事に支障がでなくて…
必要な嘘 一日一法話

必要な嘘

虎が狐の洞穴を見つけた。どうやら留守のようだ。虎は中に入り、狐が帰るのを待った。やがて、狐が帰ると洞穴の入り口に虎の足跡がついているのを発見した。穴に入る足跡は着いているが、出る方向にはない。まだ虎はいる。狐は洞穴に向かって言った。おーいおーい 洞穴よ。帰ってきたよ。返事をして遅れ。返事がないならば…