一日一法話

法話の鍛錬の為、一日一つ法話を作ることにしました。

わかっているよ 一日一法話

わかっているよ

あるお参り先での事。 小学生の子が怒られていた。どうやら修学旅行のお小遣いのお釣りをごまかして、自分が多くもらったらしい。母親は言った。「お母さんはわかっているんだからね。お母さんはいつも見ているんだから。怒らないから正直に言いなさい。」「僕がやりました」 その後、一緒にお参りをした。私はその後の法…
仏教の天 一日一法話

仏教の天

仏教でも神様がいます。ただし、キリスト教などの絶対神ではありません。仏教の天は寿命があり、そして悩める存在です。我々は生きていれば天のような心地、羽毛のような心地があるのではないでしょうか。しかし、それにしがみつくと、今度はそれを失う恐怖が待っているのです。…
好きと嫌いは背中合わせ 一日一法話

好きと嫌いは背中合わせ

好きな何かができたという事は、嫌いな何かができたという事。人間は複雑である。好きなものを集めるほど、だんだんそれ以外を受け付けないようになってしまう。好きも嫌いも程よく…