一日一法話

法話の鍛錬の為、一日一つ法話を作ることにしました。

鬼のいる家 一日一法話

鬼のいる家

ある旅の僧が、暗くなってきたので通りがかった屋敷に泊めてもらえるように頼んだ。すると、使い番が「どうぞお泊りください。ここは鬼が来るところなのですが、あなたは僧侶ですから何の問題もありません」旅の僧は、泊まることになった。しばらくすると、また別の旅の僧が宿を求めてやってきた。同じように隣の部屋に案内…
叱ることはよく見ていること 一日一法話

叱ることはよく見ていること

3/30の里崎チャンネルの中で、里崎氏が語っておられた。「褒めることは適当でもできる。しかし、ダメな所を言う時には適当にはできない」ほめる教育がもてはやされる今、しかられるという事は、それだけ見られているという事であり、叱る方はそれだけ見ていなければならないのである。…
祈祷 こんなところに仏教用語

祈祷

祈ることで解決するならば、いくらでも祈りたい。しかし、世の中は祈ることではどうにもならないことがほとんどです。祈ることでどうにかなった人は、どこかお幸せな人でしょう。その幸せもいつかは手放せばならないのです。  大河ドラマ「鎌倉殿の十三人」の時代は、貴族政治から武家政治へと変わる大転換点ですが、仏教…