一日一法話

法話の鍛錬の為、一日一つ法話を作ることにしました。

一着の汚くも清浄な衣 一日一法話

一着の汚くも清浄な衣

昔々、貧乏な夫婦がいた。どれぐらい貧乏かというと、一着の衣を夫婦で共有して暮らしていた。片方が来ているときは片方が裸なのだ。或る時、妻が仏に布施をしたいと夫に願いでた。すると、うちは貧乏だからなにも布施をするものがない。と答えるとこの衣を布施しましょうと言った。夫は衣を施すと我らの衣服はどうなる。死…
次郎長が人前では叱らない 一日一法話

次郎長が人前では叱らない

榎本武明が、清水次郎長のもとを訪れた際に、どうしたら5000人の配下を従えることができるのかと質問をした。すると次郎長は 「どんなにつまらならない野郎でも、人前で叱ったりはしない」 と答えたそうだ。次郎長は、現代教育学に沿った行動をしていたのだ。…