一日一法話

法話の鍛錬の為、一日一つ法話を作ることにしました。

仏教の人間観 一日一法話

仏教の人間観

仏教は人間の資質は衰えていくと考えている。他の宗教にはない考え方ではないだろうか。お釈迦様がおられたときから、離れれば離れるほど、さとりをひらくものはいなくなり、煩悩盛んになり、末法、法滅の時代になると考えている。人間は常に弱さをじっかんしなければならない すぐに忘れてしまうから…
悪人とは 一日一法話

悪人とは

法事では、最後に何か聞きたいことありますか?と聞くようにしている。若い人から質問があるとそれだけでうれしいものだ。或る時、悪人こそすくわれるってどういうことですか?と言われた。悪人とは社会的な罪という事ではない。自らのあさましさや人間の弱さに気付いた人ということなんですとお伝えしました。…
仮のお姿 一日一法話

仮のお姿

我が子を失った倫理学者白井成允氏の言葉 「仮の御身を吾子とあらはし 常住のみ法を告げてとく帰ります」仏が我が子と姿を変えて、仏法を聞かせようとされたのだと、わが子の死を受け入れていかれたのです。…