一日一法話

法話の鍛錬の為、一日一つ法話を作ることにしました。

ホルモンの輝き 一日一法話

ホルモンの輝き

高校生の時に焼き肉屋でバイトをしていたことがある。その時にホルモンの名の由来について店長が教えてくれた。ホルモンは昔は「放るもん」、つまり棄てるものからその名が来ていると。ところが、人間がおいしいと感じ、食べたいとの願いが「ホルモン」として価値がついた。ホルモン自体は変わっていないのに願いによって輝…
五蘊盛苦 一日一法話

五蘊盛苦

四苦八苦は、思い通りにならないことをお釈迦様が8つに分類したものをいう。  生老病死 生まれ、年を取る、病気になる、死んでいく  怨憎会苦 いやな奴と合わなければならない  愛別離苦 愛しいものと別れていかねばならない  求不得苦 求めても得られない 上記の七句は、特に問題もなくせつめいできるのだが…
シシュフォス 一日一法話

シシュフォス

ギリシャ神話に登場する人物 神々をだまし、罰として、大岩を運び、ゴールに近づくとスタート地点に戻されるという労苦を永遠と味わう。 むなしさの象徴である。わがじんせいはどうであろうか。親鸞聖人は、天親菩薩のお言葉を頂きながら、 本眼力にあいぬれば ぬなしくすぐる人ぞなきと著された…