一日一法話

法話の鍛錬の為、一日一つ法話を作ることにしました。

悪人とは 一日一法話

悪人とは

法事では、最後に何か聞きたいことありますか?と聞くようにしている。若い人から質問があるとそれだけでうれしいものだ。或る時、悪人こそすくわれるってどういうことですか?と言われた。悪人とは社会的な罪という事ではない。自らのあさましさや人間の弱さに気付いた人ということなんですとお伝えしました。…
仮のお姿 一日一法話

仮のお姿

我が子を失った倫理学者白井成允氏の言葉 「仮の御身を吾子とあらはし 常住のみ法を告げてとく帰ります」仏が我が子と姿を変えて、仏法を聞かせようとされたのだと、わが子の死を受け入れていかれたのです。…
パウロの自覚 一日一法話

パウロの自覚

  わたしは自分の望む善は行わず、望まない悪を行っている。・・・わたしはなんと惨めな人間なのでしょう。 自らのあさましさにきづかされるのが本当の宗教である。…