一日一法話 16 10月 2022 和上同志の会話 足利和上と前田和上の議論の後の会話 あんたとわしは永い間議論して学んだが、学問も議論も結局何のやくにもたちませんのうや、往生の一大事に至っては、あんたもわしもいろはも知らぬただの老爺にならねばいけません、思えば思うほど広大無辺な大慈悲でありますのうや… 続きを読む
一日一法話 15 10月 2022 往生要集の見方 往生要集には善導大師の言葉が引用されていた。法然聖人はここに注目され、往生要集はいずれの行尾及び難い凡夫の為に説かれていると読まれた。 生涯(しょうがい)念仏(ねんぶつ)を相続するものは、十人は十人ながら往生し、百人は百人ながら往生する。 もし自力(じりき)の雑(ぞう)行(ぎょう)を修める者は、百人… 続きを読む
一日一法話 14 10月 2022 モーセの十戒 キリスト教では、モーセの十戒を守れない人々が増えて困り、神がイエスを遣わしたとなっている。浄土教は、戒律を保てない煩悩盛んなものがどうしてすくわれれようかというところから始まる。戒律を守れるものと守れないもの。キリスト教と浄土教の発祥の類似点が面白い… 続きを読む