一日一法話

法話の鍛錬の為、一日一つ法話を作ることにしました。

財宝に目がくらんだ話 一日一法話

財宝に目がくらんだ話

たぶんボツになるのでここで 昔々インドのお話財宝を星々から生み出せるバラモンがいた500人の盗賊につかまり、身代金を要求されるバラモンは財宝を生み出し、盗賊に与える。別の盗賊が襲ってくる。先の盗賊はバラモンを差し出す。バラモンは次に生み出せるのは来年になるという。バラモンは殺される。先の盗賊も殺され…
仏教を学ぶとは 一日一法話

仏教を学ぶとは

 とある仏教学者のSNSを見て悲しくなった。自分を超一流と言い、他の学者を汚い言葉で罵っていた。仏教を学ぶとは何か。己を知るということである。恥ずかしい己の姿に気づかされるということである。真宗を学ぶとは何か。己の姿に気づかされ、阿弥陀如来はそれを見離さないと知らされるということである。…
誰がために寺はある 一日一法話

誰がために寺はある

 とある、伝統的な本堂があるお寺さんのお話。本堂が建て替えてから20年も経っていない。あらゆるところに宮大工が入り、参詣の方々を魅了している。 ところが、ないのだ。冷房が。伝統的な建物は風通しがいいというが、昨今の暑さは限度を超えている。今から冷房を入れたらいいじゃないですかと聞くと、それはできない…