一日一法話

法話の鍛錬の為、一日一つ法話を作ることにしました。

恵んだという驕り 一日一法話

恵んだという驕り

サミュエル・ジョンソンというイギリスの文学界の大御所の話でエピソードジョンソンは浮浪者を見ると小銭を恵む人であった。ところが、その浮浪者がもらった丘でタバコを買っている。友人がなんだか騙されているみたいじゃないかというと、「いや、タバコを買うぐらいの楽しみがあってもいいじゃないか。だまされてなんかな…
中秋の名月 一日一法話

中秋の名月

 科学の発達していない時代、月をどのように見ていたのだろうか。本当にウサギがいると考えていたのかもしれない。人が住んでいると考えていたかもしれない。様々な想像がなされていただろう。現代のように明確な答えは出ない。だからこそ、それぞれの想像を否定することなく共有するなかに物語が誕生してきたのだろう。答…