一日一法話

法話の鍛錬の為、一日一つ法話を作ることにしました。

鬼子母神 一日一法話

鬼子母神

子育ての神様として有名な鬼子母神ですが、元々は人間の子どもをさらう鬼でした。村人たちは困り果ててお釈迦様に相談すると、お釈迦様は、鬼子母神が最愛する末子を隠したのです。探せど探せど我が子が見つからない鬼子母神は錯乱状態になります。そしてお釈迦様が「千人のうちの一子を失うもかくの如し。いわんや人の一子…
黒光りの手 一日一法話

黒光りの手

もう往生されてしばらく経つが、炭鉱で働いていたおばあちゃんがいた。その手は、現場から数十年たっても黒く光っていた。子供たちは口々に言った。「この手で育ってきたんだ」と。自分を汚して他を生かす。まことの利他行である。…