一日一法話

法話の鍛錬の為、一日一つ法話を作ることにしました。

間について聞いたところ・・・ 一日一法話

間について聞いたところ・・・

節談説教の勉強会の時に、「間」はどうやって勉強すればいいのか、とお聞きした。基本は経験しかないとの回答であったが、音楽のコンサートなどを主催している方に言われたこと。「あなたは間についてどう勉強している?」「毎日講談の稽古をしています」「それは私が話すための訓練だよね。そうではなく、相手がどんなふう…
敵も味方もない 一日一法話

敵も味方もない

大事に目を向けると些細なことはすりぬけられる。原爆病の女性を主人公にした『夢千代日記』にて、主人公が病気を証明しなければならないシーンがある。胎内被ばくをしているので、母親が原爆の時に広島にいた証明をしなければならないのだ。なかなか困難を極めたが、地元のやくざが協力をすることに。そこで、敵の組にも捜…
何故浄土真宗は立っているご本尊なのか? 一日一法話

何故浄土真宗は立っているご本尊なのか?

先日、お寺で「王舎城の悲劇」を鑑賞した。そこで、主人公の韋提希にお釈迦様が極楽浄土を思い浮かべる方法を説かれる。第7番目の方法を説いたのちに、宮中で立っている阿弥陀如来が現れる。浄土真宗のご本尊はこの阿弥陀仏をご本尊としている。なぜ立っている必要があるのだろうか。譬えるならば、子どもが迷子になったと…