一日一法話

法話の鍛錬の為、一日一つ法話を作ることにしました。

試験管の水 一日一法話

試験管の水

19世紀のイギリスの科学者ファラデーが、ある時学生たちを集めてたずねた。「この試験管には何が入ってわかるか」有る学生が、「透明な液体まではわかりますが、成分までは調べてみないとわかりません。」すると、ファラデーが、「先ほど、ある学生の母親が子供の心配をして訪ねてきた。その時の母親の涙である。成分を分…
年賀はがき 喪中はがきに思う… 一日一法話

年賀はがき 喪中はがきに思う…

11月ぐらいから喪中のハガキが届く。身内に死が訪れたから、出す出さないという制度はもうやめたらどうだろうか。だれにでも訪れるのが死である。それならば死を受け入れた、万人に共通する言葉があってもいいのではないか。「本年もよろしくお願いいたします」のみで、新年のご挨拶にしてはいかがだろうか。と、思う年末…