一日一法話

法話の鍛錬の為、一日一つ法話を作ることにしました。

母の祈り 一日一法話

母の祈り

4世紀、ローマ帝国に多大な影響を与えたオーガスティンは、若いころの自分を深い懺悔のまなざしで見ている。今でいう、不良少年であったオーガスティンは、母を靴を履いたまま蹴飛ばしたことがある。母は怒らず何も言わず部屋に入っていった。母の様子をそっと見ると、涙を流しながら、「私は死んでもいいから、こどもの心…
素直に滑る 一日一法話

素直に滑る

娘との初スキー。重心を板に対して垂直に素直に直角になることが望ましい。斜面においても。そこを怖がると腰が引けて重心が後ろに行く。そうすると逆に速度が増しコントロールも必要になり、筋力も使う。素直に行けるかどうかが上達のカギである。自分の力を交えず行けるのか。阿弥陀仏の本願力にまかせるとは、自力を交え…