和泉式部は我が子に先立たれている。こんなうたがある。 　　　夢の世に　あだにはかなき身を知れと　教えて帰る子は知識なり 不幸だけでは終わらない、仏法をいただいた我が子の受け止め方である。…

私は、仏教の紙芝居を創作している。題材がお経であれば、漢文を和訳し意訳し、英訳もしている。台本におこし、絵を描く。そして、録音編集し「西光寺チャンネル」に流す。合間合間に行うので、3カ月に１本ぐらいのペースで配信している。これでもかなり忙しいのだ。そしてお経だけでも数が多く、使える比喩もたくさんある…

娘は誕生日にリカちゃん人形をもらった。リカちゃん人形をよく見ると、みんな目が斜め上を向いている。相手の目と合わないようになっているのだ。どうやら、日本人は見つめられるのが苦手ということもありそのような目の向きになっているそうだ。本能的にみつめられるのはこわいのだろう。見つめられたくないものは誰しもが…