一日一法話

法話の鍛錬の為、一日一つ法話を作ることにしました。

警策 こんなところに仏教用語

警策

真宗(しんしゅう)で行う事のない座禅(ざぜん)のお話です。座禅(ざぜん)をイメージしてください。木の棒で肩をパーンと叩かれるシーンを思い浮かべてください。その木の棒の事を「警策」と言います。「警策」をどう読むかは宗派によって異なります。「きょうさく」と読むと曹洞宗(そうとうしゅう)、「けいさく」と読…
狂言 こんなところに仏教用語

狂言

伝統芸能の「狂言(きょうげん)」の語源は、仏教用語(ぶっきょうようご)が由来です。話を大げさに盛ったり、飾り立てたりすることを「狂言(きょうげん)綺語(きご)」といい、人を惑わす言葉として経典(きょうてん)に出てきます。この「狂言(きょうげん)」が伝統芸能の「狂言(きょうげん)」に当てはめられました…
ベテランが空気を作る 一日一法話

ベテランが空気を作る

節談説教の練成会が大阪で1泊2日で開催された。1日目で、出番が終わった80歳前後の先輩の話。その時は、台本が飛んでしまい、説教が途中で止まってしまった。その方は、1日目の懇親会後、夜な夜なホテルで練習をされていた。お酒を飲んだ後にである。一番のベテランがこの態度で挑まれていると、後輩はいい意味で引っ…