一日一法話

法話の鍛錬の為、一日一つ法話を作ることにしました。

梵天勧請 一日一法話

梵天勧請

お釈迦様が悟りを開かれてから、それを人に伝えるかどうか躊躇された。どうせわかってはもらえないと考えたからだ。そこへ梵天が現れ、教えを説いてほしいと請うたという伝説がある。これを梵天勧請というが、これはお釈迦様の葛藤を描いたものではないだろうか。このままでよいのだろうか、他を救わずしてよいのだろうかと…
1日は聖人一流章 一日一法話

1日は聖人一流章

1日のお朝事の最後は、聖人一流章を読むことになっている。一番ポピュラーな御文章であるが、いつもは流して読んでいた。ところが昨日は違った。昨今の本願寺の新しい領解文問題で悩む中、昨日の御文章は心にしみるように響いてきたのだ。内容、構成、どれをとってみても見事な御文章である。 聖人一流の御勧化のおもむき…
チューナー 一日一法話

チューナー

本願寺派の勤行は、音が決まっている。このお勤めは、最初はハ調のレなど様々ある。毎朝の勤行時にチューナーで確認をするのだが、対外ずれている。絶対音感のない私にはピッタリその音で出るという事はなかなか難しい。だからこそ、主観の入らないチューナーに判断をしてもらっている。私を映し出す鏡である。あなたが、主…