saikohji

御正忌 一日一法話

御正忌

16日は親鸞聖人のご命日。法話のお取次ぎは若住職。紙芝居を用いながら三法印をいただきました。涅槃に至らぬものを救いたいと願われたのが阿弥陀如来。そのはたらきを今日まで伝えてくださった親鸞聖人に御礼を申す一日でした。…
今悩み、今泣き、今考える 一日一法話

今悩み、今泣き、今考える

宋の時代、大慧和尚は、息子を亡くした宰相にこう伝えた 煩悩せざらんことを要得せば、如今須らく煩悩すべし。思量せざらんことを要得せば、如今須らく思量すべし。 悩みたくないと望むならば、今悩みなさい。思い煩いたくないと望むならば、今思い煩いなさい。 『大慧普説』より…
とらわれドッヂボール 一日一法話

とらわれドッヂボール

まだ抱いていたのか 『担山和尚全集』より担山和尚が友人の僧と旅をしていると、ある川に着いた。舟がないので、歩いて渡ろうとすると、若い娘が渡れずに困っていた。担山和尚は、娘を背負い向こう岸に渡った。また修行の旅をつづけると、友人の僧侶が怒って担山和尚に言った。「女性に触れるとは何事か!」すると担山和尚…