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象と猟師 一日一法話

象と猟師

仏陀が過去に象であった時があった。あるひ、猟師が毒矢で象を射た。象は猟師を抱擁し、ほかの象に危害を与えさせないようにした。象は言った。「猟師は過ちではない。煩悩の罪なのだ。そなたは何で私を射たのか。」「お前の牙が欲しいからだ」象は自らを石に当てて、牙を折った。血も肉も付いていた。この話を聞いた仏陀の…