一日一法話 4 6月 2023 五劫の御思案 阿弥陀如来が仏となられる前、法蔵菩薩であられた頃、あらゆる衆生をすくうために五劫という途方無い時間お考えになられたと大経に記されています。この五劫の御思案は、それほどの時間を考えなければ我々をすくうことができないといただくと機の深信です。それほどの時間をかけられたのだから、すくいも万全だといただくと… 続きを読む
一日一法話 3 6月 2023 梵天勧請 お釈迦様が悟りを開かれてから、それを人に伝えるかどうか躊躇された。どうせわかってはもらえないと考えたからだ。そこへ梵天が現れ、教えを説いてほしいと請うたという伝説がある。これを梵天勧請というが、これはお釈迦様の葛藤を描いたものではないだろうか。このままでよいのだろうか、他を救わずしてよいのだろうかと… 続きを読む