こんなところに仏教用語 27 10月 2024 鳩摩羅什 法事などで読まれることが多い『阿弥陀(あみだ)経(きょう)』を漢訳した鳩摩羅什(くまらじゅう) (三四四 ~ 四一三、一説 三五〇 ~ 四〇九)のご紹介です。彼はインド人の僧侶であった父と亀(き)茲(じ)国(こく)の王族である母との間に生まれ、七才の時に母と共に出家しました。彼は始め、カシミールにて… 続きを読む
こんなところに仏教用語 26 10月 2024 熊野権現 熊野権現 ○○権現や権現堂という名のつくものがあります。これは、仏教が日本に伝来し、日本古来の神々を包括する形で考えられた思想から始まりました。日本古来の神々は、仏や菩薩が変化して現れたものであるという考えです。 和歌山県の熊野も平安時代に、熊野権現として仏教に取り入られていきました。本宮の家津御子… 続きを読む
一日一法話 25 10月 2024 身内に不幸がありまして・・・に思う 喪中のハガキに「身内に不幸がありまして・・・」とよく書いてある。あなたの身内は不幸で終わったいのちなのかとその都度考える。死を不幸でとらえるとみんな不幸で畢人生になる。死は、様々な苦しみから荷をおろすようなもの。決して不幸ではありません。… 続きを読む