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蝉の例え 一日一法話

蝉の例え

築地本願寺での朝の法話で、蝉は夏をしらず、春も秋も知らないという曇鸞大師の例えをされた。この例えはやっぱり引っかかるのです。夏を知ってるから夏しか蝉は出てこないのです。…
やめよう。「ご不幸があったそうで」 一日一法話

やめよう。「ご不幸があったそうで」

家族を亡くした人に「この度のご不幸云々・・・」という挨拶はいかがなものでしょう。つらい悲しい人に、あなた不幸ねと宣告しているのです。死は不幸ですか。そうであるならば、あなたも不幸で終わる人生ということでいいのですか。死は不幸ではないよと価値観の転向をしたのが、仏教です。受け入れるところに広い世界が見…