戒を守るという事

仏教紙芝居用にお経を翻訳しています。
今は、龍王と金翅鳥(ガルーダ)と悪人にまつわる話にとりかかっています。
戒を守ろうとする龍王が、龍の皮を欲する悪人に、皮を剥ぎ取らせます。
黙って怒りの心は生まれません。むしろ、来世ではこの人々に、仏法を取らせたいとまで考えます。
血だらけの龍王に虫たちが集り肉を食べ始めます。
黙って恨みの心は生まれません。むしろ、来世ではこの虫たちに、仏法を食べさせたいとまで考えます。
戒を守るという事はこれほどまでに厳しい事であると教えてくれる尊い話です。
長い話なので二部構成で考えています。

saikohji
  • saikohji

コメントする

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です