瑞巌の彦和尚、毎日自ら主人公と喚び、また自ら応諾し、すなわちいわく、「惺惺著、喏。他時異日、人の瞞を受くることなかれ、喏喏」 瑞巌和尚『無門関』 瑞巌和尚は、自らが人生の主人公であると言い、目覚めよ、ひとにだまされてはいかんぞと。自分が主人公であるからなと言い聞かせていた。人のせいしたい出来事も人のせいにせずに、自らで受け止めていく術を仏法は教えてくれます。