南縁草

昔々、インドのある場所で立派な栴檀の木が立っていた。その周りにはなんともみにくい南縁草という雑草が生えていた。じゃまになるからとその草を取ったら、栴檀の木が枯れてしまった。栴檀の木は南縁草を養分としていた。
お店の旦那さんという言葉の旦那の語源は「栴檀」の「壇」と「南縁草」の「南」が合わさってできたもの。(旦那の語源は別にある)今風に言えば、役員と会社員の関係であろうか。
落語「百年目」より

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