災害後、よその家を片付けるときに気を付けなければならないことがある。それは、あきらかにもう使えないもの、焼けたり壊れたりしたものであっても、その家の人から見れば思い出がつまったものかもしれない。同じものでも見る角度によって災害ごみにもなるし、思い出の物にもなる。もちろん災害時の作業は効率を要する。全部が全部丁寧になどできない。だけれども、少し意識するだけで、セカンドダメージを減らすことができるのだ。