唐の時代に文殊菩薩から与えられた南無阿弥陀仏と阿弥陀仏の絵像が、紆余曲折を得て平和祈願をしていた平重盛に渡る。式を悟った重盛は家臣にこの掛け軸をたくし、家臣は「定義」として出家する。いまでもこの掛け軸は定義如来として仙台の西方寺に残るのである。節談説教にできるのではないかと云々