観無量寿経は、息子がクーデターを起こし、嘆く母親韋提希が主人公である。その韋提希が、後の人々はどうしたらよいでしょうかと釈尊に問いかける場面がある。この問いこそが、韋提希の功績である。私だけのすくいではないのである。