アメリカ大統領であったトルーマンのパーティの席でのこと。娘が歌を披露すると拍手喝采であった。娘が父に、「私は次歌っても拍手を受けられるかしら」と、言うと、「それは私が大統領でいる間はね」と答えたという。真実をしっかり伝えられるのは身近な人である。それは耳障りなこともあるが、それを受け入れなくなるといつのまにか裸の王様である。よっぽど気を付けなければならない。