木曜日の、パンサー向井のふらっとというラジオ番組のゲストに作家青山美智子氏が出ていた。本屋大賞連続2位の実力者。新刊の『月の立つ林の中で』を書いた理由として、コロナ過でつながりにくい世の中で、蛇口の先にはそれを動かしている人がいることに気が付き、見えないものとつながっていくから着想を得たと言われていた。阿弥陀仏の慈悲と似ている部分がある。いまここでなにかがはっきりあるわけではないが、届いてくださるものがある。おすすめの一冊です。