炎天下の中、寺報を配達する。ものの数分でヘルメットが熱くなる。これを何時間もするのだからとにかく熱いのだ。その中で、かすかな雲が太陽にかかるだけでずいぶんと涼しくなる。この時だけ、薄雲のありがたさを感じる。ということはそれ以外は、ちょっとしたことで不平不満を言っているのだ。吾輩は勝手なものである。