一日一法話

法話の鍛錬の為、一日一つ法話を作ることにしました。

違いで差別をしない 一日一法話

違いで差別をしない

一切衆生は皆同一仏性なり。何の差別かあらん。我は出家なり、彼は在家なり、我は比丘なり、彼は沙弥なりとて恭敬せざる事驕慢の至り、尤も慎むべき事なり。劣弱の心をもて、何ぞ驕慢せんや。 叡尊『聴聞集』より みな仏になる種を持っているにも関わらず、出家とか在家とか、位の違いで相手を敬わないという事は驕りと慢…
名古屋市蓮教寺さん 一日一法話

名古屋市蓮教寺さん

名古屋の高田派蓮教寺様にてご縁をいただいています。紙芝居と節談説教のオファーなので、組み立て式紙芝居枠を持参。私はA2サイズで作成しているので、スーツケースは海外旅行用の1番でかい物を使っています。紙は重たい😭ここは極楽町という地名があり、一説には小牧長久手の合戦で逃げてきた兵がこの地に帰ってきたと…
やめませんか 「身内に不幸がありまして」 一日一法話

やめませんか 「身内に不幸がありまして」

世間では喪中のハガキを出す季節となりました。その中にこんな言葉をよく見かけます。 「身内に不幸がありまして・・・」 悲しい言葉です。誰もが訪れる死を不幸という価値観で終わらせてしまうのは。 死は不幸ではなく、生きる大変さからの解放なんだと伝えることも、僧侶の大事な役割の一つだと思います。…