悪性さらにやめ難し 心は蛇蝎のごとくなり 修善も雑毒なるゆえに 虚仮の行とぞ名づけたる『正像末和讃』親鸞聖人自らの浅ましさ愚かさを深く自省された親鸞聖人。そしてそれをつつむ弥陀の慈悲。人を傷つけやすい時代。私はそれほどえらい人間なのだろうか。