節談説教の勉強会の時に、「間」はどうやって勉強すればいいのか、とお聞きした。基本は経験しかないとの回答であったが、音楽のコンサートなどを主催している方に言われたこと。「あなたは間についてどう勉強している?」「毎日講談の稽古をしています」「それは私が話すための訓練だよね。そうではなく、相手がどんなふうに聞いているのかを想像することも大切だよ」心に残っている。日常生活でも有用な言葉だ。