知識と智慧の違い 月蝕編

19日は、月蝕が見える日であった。娘と見ようとしていたがまだ月が低い位置にあり見ることは適わなかった。
大航海時代、新大陸発見をしたコロンブスは、原住民を服従させるために月蝕を利用とした。月食の日に原住民を呼び、月を消して見せると言い、月蝕を見せた。すると原住民はコロンブスは神であると服従をしたのだ。
コロンブスは天文学の知識を用いて、知識がないものを利用したのだ。知識は区別をする分別をする。そして人間は上下を作る。
仏の智慧は平等だ。知識があろうとなかろうと手を差し伸べるのだ。知識と智慧の違いは、壁を作るかつくらないかである。

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