『フランス革命史』を著したことでも知られるカーライル氏のエピソード2千ページにもわたる原稿を書き終えた。友人が見せてほしいというので貸し出すと、誤って家政婦が焼いてしまったという。友人に謝罪をされたカーライルは「すでに燃えてしまったものは仕方がない。もう一度書くから」と、愚痴ひとつもこぼさずに『フランス革命史』を書きあげたのである