宿業とは、今の私を形成する過去及び過去世の行いの事をいう。すなわち、変えようがない。運命論では、このようになったのは運命だからで片づける。仏教では、宿業を受け入れる智慧をいただく。阿弥陀如来が宿業が妨げとならず私に慈悲の光を届けてくださるからだ。その証拠が南無阿弥陀仏である。