宝物が壊れた

江戸時代初期、京都所司代やいくつかの藩主を務めた板倉重矩の逸話。
藩主を務めていた時、備えとして寝室に置いていた宝の弓を、小姓が試し打ちをして折ってしまった。怒られるかと思いきや、重矩は許した。「この程度で折れるならば実戦ではやくに立たぬ。よい事を教えてもらった」と逆に褒めたのである。
怒るのか善と受け入れるのか。ここが平和に生きるためのポイントである。あなたはどっちだ?

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