今、葬場勤行の意訳をしている。出棺勤行では、善導大師が書かれた帰三宝偈を上げる。二行目に各発無上心がある。善導大師は、悟りを求めるこころを起こせ浄土宗西山儀では、阿弥陀仏のこころをいただき、親鸞聖人は、自力のこころをおこせども、と解釈される。この違いを勉強することの面白さがやっとわかってきた。親鸞聖人はどこまでも、自己への内省が深い。