供物
2024年11月27日
よく相談を受ける事のひとつに、「お供えはどうしたらいいでしょうか」と聞かれます。お供物の事です。今回のテーマです。
まず、「供物」とは「供養」する物のことをいいます。「供養」とは尊敬する方をもてなす事です。もてなす物のことを「供物」といいます。
物といいましても、お菓子や果物ばかりではありません。蝋燭、お花、お香なども供物に入ります。仏飯も入ります。
冒頭の質問、「お供えはどうしたらよいでしょうか」の答えですが、尊敬の念をもってそれぞれができる範囲でおもてなしをしましょう。お菓子をお供えしたり、果物をお供えしたり、お花を変えたりしましょう。
そして、尊敬する方に捧げますので、とげのある花や香りが強すぎる花は避けましょう。すぐに傷むようなお刺身などのなま物をお供えすることは避けましょう。
もうひとつよくある質問。「一人暮らしになってお米を毎日炊きません。お仏飯はどうしたらいいでしょうか」と聞かれます。私は「お米を炊いた時にお供えしましょう。でも、毎日お仏壇に手を合わせることはしましょう。」と伝えています。