戦乱の時代、浄土真宗の事を一向宗と呼ばれるときがあった。極楽往生を願い、阿弥陀仏をひたむきに思う宗だからだ。この一向のいただき方は、こちらから阿弥陀仏を思う方にいきがちであるが、阿弥陀仏の方が私らをひたむきに思われているといただいてもいいのかなと思う今日このごろである。