『キリン解剖記』より著者:郡司芽久氏は学生の頃、先生から言われた言葉である。ノミナとは名前の事。動物を解剖するにあたって、事前の知識を捨てて、目の前にあるものを見よという事である。先に知識があると、それを探すことが目標になってしまう。そうではなく、実際に目で見て触ってみてから、これは何だった、何出なかったと考えるところに発見がある。情報が先に入る時代に響く言葉ではないだろうか