世間では喪中のハガキを出す季節となりました。その中にこんな言葉をよく見かけます。 「身内に不幸がありまして・・・」 悲しい言葉です。誰もが訪れる死を不幸という価値観で終わらせてしまうのは。 死は不幸ではなく、生きる大変さからの解放なんだと伝えることも、僧侶の大事な役割の一つだと思います。