うらみとすべからず

流刑さらにうらみとすべからず。そのゆえは、齢すでに八旬にせまりぬ。たとえ師弟おなじみやこに住すとも、娑婆の離別ちかきにあるべし。たとえ山海をへだつとも、浄土の再会なんぞうたがわん。

『法然聖人行状絵図』より
法然聖人が流罪になった時の言葉である。うらみを捨てることは大変なことだが、法然聖人は幼いころからそれを努力してきた。

saikohji
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