繋縛

 漢字からみても意味が十分に伝わってきませんか。「繋ぐ」と「縛る」で字の如くしばりつけるという意味です。世間では「けいばく」と読みますが仏教では「けばく」と読みます。古代インド語ではbandahanaと表記し、バンドの語源ともなっています。

 仏教では、迷いの輪廻を解脱することを目標とします。この解脱の対義語が「繋縛」なのです。我々は何かに縛られているから悩むのです。その何かとは煩悩です。ああしたい、こうしたい、こんなはずではなかった、これらすべて煩悩です。

 親鸞聖人の師である法然聖人はこのような言葉を残されました。

 悪業煩悩のきずなを断たずば、何ぞ生死繋縛の身を解脱する事を得んや。悲しきかな、悲しきかな。いかがせん、いかがせん

だからこそ阿弥陀仏は願われているのだから念仏を称えましょうと言われました。

 ちなみに「縛られて」という仏教紙芝居も作成しています。「西光寺チャンネル」で検索してください。

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