一日一法話

法話の鍛錬の為、一日一つ法話を作ることにしました。

大含、泥棒と遭遇! 一日一法話

大含、泥棒と遭遇!

時は江戸時代後期。真宗大谷派に大含という僧侶がいた。ある夜、家に入ってきた泥棒と遭遇した。大含「お前は金が欲しいのか、命が欲しいのか」泥棒「もちろん金だ」大含「ならばこれを持っていけ」泥棒が出て行こうとすると大含「待て、要人が悪いから戸をしっかりしめていけ」 この泥棒は後日捕まった。大含に訴えを出す…
名医北山寿安 一日一法話

名医北山寿安

江戸時代の医者に北山寿安といる人がいる社会的立場の弱い人、貧乏人からは治療をしても金をとらなかった。そこへ、借金取りがやってくる。寿安は、「今度、お殿様の診療があり、まとまった金が入るからその時まで待ってくれ」といった。後日、お殿様の診療が終わると家に張り紙がしてあった。「かくかくしかじかでお金があ…