月: 2021年10月

法話と講話の違い 一日一法話

法話と講話の違い

昨日、金子大栄先生のお話の最後で拍手が出ていたことに違和感を感じる旨を書いた。同じ法要で今度は曽我量深先生の法話も掲載されていた。その動画を見てよくわかった。この動画は冒頭から聴衆が拍手で迎えている。成程、法話であればご讃題といって法語から始めるので手を合わせ、念仏が出る構造になっている。これは講演…
お東の700回大遠忌 金子大栄先生法話に思う 一日一法話

お東の700回大遠忌 金子大栄先生法話に思う

お東の過去の大法要で金子大栄先生の法話が配信されている。大聴衆の中での法話、真宗の熱気があると思われる中での法話だったのだが、最後は拍手であった。これほどの大先生をしても拍手で終わった。念仏が出ていなかった。拍手は評価である。法話は評価をする場所ではない。ただ頂くことを聞いていくのです。この時代から…
化け物では終わらせない 一日一法話

化け物では終わらせない

「こんなところに仏教用語」より、鬼神の説明についての文章です。 鬼神  鬼神は多様な意味と用い方があります。広辞苑では①死者の霊魂と天地の神霊。人の耳目では接しえない、超人的な能力を有する存在。②荒々しく恐ろしい鬼。仏教辞典では超自然的・神秘的な霊力を有し、生者に禍福をもたらす霊的存在。その顕現の仕…